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40代女子のすきそうなこと、もの、ひと

わたしの自立

『わたしは三度自立した』

 

 

わたしは人生で三度自立したと思う。

 

一度目は、就職して一人暮らしをはじめたとき。

二度目は、結婚して親と同居したとき。

三度目は、親との同居を解消したとき。

 

いまきづいたが、自立のタイミングはすべて引っ越しのタイミングだ。

 

一度目の自立、引っ越し先は、会社の借り上げマンションだった。

つまり、隣近所に会社の同僚がいた。

厳しい上司から「よく会社が決めた会社の人間のいる家に住んでるな。

お前みたいにつまらない奴は六本木に住め。六本木に住んだら絶対

人格変わるから」と言われた。わたしは「住んでる場所で人格変わると思いません」

と言って六本木に住まなかった。

 

一年後、会社の借り上げマンションで、隣の隣に住んでいた男に二股かけられた。

きづいたら六本木に引っ越していた。初めての自立は痛い思い出となった。

六本木ライフは最高だった。

 

二度目の自立に引っ越しは伴わなかった。親が60歳のとき難病になり、親と同居

していたところへわたしと結婚した夫が入ってくれた。入り婿ではなかった。

新婚で親と同居してうまく行くはずがない。同居生活は最悪だった。

結婚したら自立だと考えていたが甘かった。自立ってなんだろうと考えた。

 

振り返ってみると、わたしも親もお互いに「感謝」が足りなかったのだと思う。

一緒に住んでくれてありがとう。家賃を払ってくれてありがとう。という

「感謝」の気持ちがあればもっと一つ屋根の下で暮らせたのかも。

 

三度目の自立。親と喧嘩しながらも説得をして同居を解消した。

優しい夫はいつまでも「引っ越ししなくていいのでは」と言っていたが

わたしは思いっきり声を出してセックスがしたかった。もう声を殺して

セックスするのはこりごりだった。

 

親と別居して大声を出してセックスしていたのははじめの一カ月くらいだろうか。

いまでは夫から「もっと声出して」といわれている。

 

自立イコール自分を解放する。

 

わたしはこれからも自分を解放してやりたいと思う。

いまはブログを書くことで解放しているように思う。

おかげさまで夫とはすこぶる円満な生活を送っている。

夫には感謝しかない。

いつもありがとう。

 

 

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 写真:夫の得意な卵焼き